福岡のインバウンド集客戦略:グルメ、ショッピング、文化の魅力を最大限に
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フレンド台湾
台湾では2022年10月13日から実質的に海外旅行が解禁となりました。解禁直後の10月中旬から11月中旬にかけ出国者数が急増しましたが12月の時点で少し落ち着いている様子が見受けられます。
現状、台湾人団体ツアーの売れ行きはコロナ前の2019年と比較して約4割にとどまっているというデータがあります。航空便がまだ完全回復していないこともあり、マーケットの回復はゆっくりとした上昇にとどまっているようです。
台湾では12月10日よりコロナ対策として設定されていた毎週の入国人数の上限規制が撤廃されます。これまで入国人数規制のため航空便の増便ができたかった影響で入出国者数が伸び悩んでいたため規制廃止後、台湾人の出国者数が増加すると予想されています。
2023`年の春節休暇は1月20日(金)から1月29日(日)までの10日間の大型連休となっています。
春節期間中の日本向けの団体ツアー商品は北海道、東京方面を中心にすでに売り切れとなっているものが多く、沖縄ツアーがまだ残っている状況という報道もあります。特に北海道のスキーツアーの人気が高いそうです。
日本向け個人旅行については現時点でデータや報道情報はありませんが、春節休暇に合わせた日程の航空便はすでに満席になっている状態ですので、多くの台湾人インバウントが期待されます。下記はエバー航空の台北=成田のカレンダーですが、多くの日程で”N/A”と表示されすでに座席のない状態と思われます。
これらのことから春節期間中の、訪日台湾人観光客については2019年のコロナ前までとは言えませんが、航空便の便数次第でコロナ前の5-7割程度まで回復するものと予想されます。
そうしたインバウント客の集客に向けて今からすぐにでも対策していくとが重要になっています。