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2023年台湾人の海外旅行行き先ランキング 人気の国は?

2023年台湾人海外旅行 行き先ランキング
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新型コロナウイルスの影響が収束し、多くの台湾人が夏休みを利用して海外旅行に出かけました。近隣の国々が人気の旅行先として挙げられる中、2023年のランキングには意外な結果も。この記事で、最新の海外旅行先ランキングをご紹介します。

台湾人 海外旅行行き先ランキング

順位目的地人数
1日本1,793,250
2中国599,837
3韓国409,174
4ベトナム347,040
5タイ344,031
6香港315,303
7シンガポール153,933
8マレーシア105,190
9フィリピン95,133
10マカオ92,313
出典:台湾交通部観光局2023年1-6月アジア方面出国者数統計

新型コロナウイルスの影響が収束し、国の門が再び開かれると、多くの台湾人が夏休みを利用して海外旅行を選択しました。周囲を見渡すと、皆さんが選ぶ旅行先は主に日本、韓国、タイとなっています。これは、これらの国々が地理的に近く、航空券が比較的安価で、文化も親しいためと思われます。しかし、意外なことに、中国への旅行を計画している人は少ないように感じられます。

交通部観光局の統計データベースによると、2023年1月から6月までの期間で、台湾人の海外旅行先として最も人気がある国は日本で、179万3250人が訪れました。これに続くのは、予想外にも中国で59万9837人。韓国とタイがそれぞれ第三、第四位となり、40万9174人、34万4031人の台湾人が訪れています。

また、興味深い点として、東ティモール、吐瓦魯、ブータン、セーシェル、南イエメン、イエメン、シリア、キプロス、北朝鮮といった国々は訪問者数が0人でした。一方、ソロモン諸島やクウェートには1人の台湾人が訪れたというデータもあります。

要するに、2023年の前半、日本は台湾人にとって最も人気のある旅行先であり続けています。そして、意外にも、中国も高い訪問者数を記録しており、韓国やタイといった近隣のアジア諸国も引き続き人気です。

台湾の若者の旅行先選びに関する考察

最近のコロナ禍の収束とともに、台湾では身の回りの人々や有名人、インフルエンサーが再び海外旅行を楽しんでいるようです。特に目立つのは日本、韓国、タイへの旅行ブーム。しかし、ある疑問が台湾のSNS上で取り沙汰されています。「なぜ台湾の若者たちは日本、韓国、タイに行き、中国を選ばないのか?」というものです。

この疑問をSNSで発表したあるユーザーは、友人のうち約90%が日本や韓国、タイを旅行先として選び、中国へ行く人はほとんどいないと指摘。中国は同じ中国語を使用し言葉の壁がなく、驚くほどの自然景観が楽しめ、旅行コストもそれほど高くないのに、と不思議に思っていました。

彼の投稿をきっかけに、多くの人々が自分の意見をコメントとして投稿しました。その中で顕著だった意見としては、「中国を訪れるのは手間がかかる」「自由な旅がしにくい」「最近は行くのが怖い」というもの。具体的には、台湾からの旅行者専用の「台胞証」の取得や更新が面倒であること、中国内での移動や決済が困難であること、特に現金が使えない場面が多いためデジタル決済が必須となるが、それに伴う手間やトラブルが考えられることなどが挙げられました。

さらに、中には「香港やマカオへの訪問も減少している」という指摘や、「誤解や間違いから中国当局に捕まるのでは」という安全面の懸念を抱える人もいました。

このような意見を見ると、若者たちが旅行先として中国を選ばない背景には、ただ単に観光スポットの好みだけでなく、旅行のしやすさや安全性などの様々な要因が影響していることが伺えます。

まとめ

2023年の前半において、日本は依然として台湾人にとって最も人気のある旅行先としてランクイン。意外なことに、中国も訪問者数で高い順位を獲得。一方、いくつかの国では訪問者がゼロという結果も。

これらのデータから日本では引き続きインバウンド業界等において積極的に台湾人の集客を行っていくことをおすすめできます。

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